ドライブ・ライフコレクション撮影

撮影のために今回訪れたのは、フィリピン。クラシックカーを撮影するにふさわしい、美しいロケーションでの撮影を行うことができました。

カー・コレクターととともに撮影チームは、出国前に綿密な打ち合わせを行いました。打ち合わせは丁寧に。しかし、アイデアはシンプルに。歴史に残るクラシックカーを、私たちの「ドライブライフ・コレクション」コンテンツに掲載するために撮影したい。話をまとめたのちは、すぐさま荷物をまとめ、フィリピンへ飛び立ちました。

フィリピンに着き、ガレージへ。そこはまさに、タイムカプセルになっているかのような空間でした。鮮やかな赤が印象的なアルファロメオデュエットスパイダー。漆黒のレーシングストライプのダッジチャージャー。懐かしさのあるベージュのフォルクスワーゲンビートルも。ガレージは、たくさんのクラシック・カーで満たされていました。復元されたものも多く、熱心な車愛好家のコレクション内を除いては、現在めったにお目にかかれないものばかりです。

 どのクラシックカーも、それぞれその車にしかない、魅力と存在感がありました。この車たちを写真に収めるとき、車に乗るモデルは、どんなコーディネートがふさわしいだろう。そのインスピレーションが、瞬時に湧くくらいに。1950フォード・サンダーバードのようなビンテージな雰囲気を持った車なら、ライトブルーのスピードゲージTシャツと相性抜群かも。ジャガーXK-Eなどのスポーツカーだったら、車体の独特の曲線のフォルムはドライブ・ライフ・クラシックTシャツと見事にマッチするだろう。そんなふうに、多くの想像を掻き立てられるものがありました。

撮影の際は、車と、服装のコーディネートの両方が魅力的になるよう、尽力しました。鮮やかな赤い色のフェラーリ355や、ポルシェ・ターボのようなモダンなシルエットを備えた車の場合は、色だけでなく車の醸し出す雰囲気を強調するために、草の茂るエリアで。ハマーは、男性的な無骨な外観をいかすため、ドラマチックな照明とオフロードの設定を使用するなど。撮影には、多くの工夫を施しました。 

車好きによる車好きのためのコミュニティ、ドライブ・ライフ。このフォト・セッションは、ファッションとクラシック・カーの撮影を通して車への私たちなりの愛情を表現する、素敵なプロジェクトとなりました。 撮影した写真も公開予定です。どうぞお楽しみに。

2020年2月14日

コメントを残す

ご注意:コメントは承認後に公開されます。